Paris 2014 + 3

2014年に「パリに引っ越しました」(旧ブログタイトル)。3年目の私的メモ。

初めてのオイルパステル!

以前ちょっと触れましたが、絵画教室に行っています。 

教室には、初心者から、かなり上手な方までいて、先生が色んな画材を試させてくれるので、初心者にはうってつけ。私は、鉛筆、ペン、木炭などを使ったデッサンやクロッキーしかやったことがなかったけれど、初めてオイルパステルに挑戦。

ちなみに、先生はポルトガル人で、生徒はフランス人とスペイン人の中にポツンと日本人の私。そのくせ、一番大雑把で飽きっぽい性格全開な絵を描く。

 

パステルもいろいろ

今まで、色を使った画材に触ったことがほとんどなかったので、パステルと言われてもちょっとぼんやりしたイメージ。

それもそのはず、パステルにもいろいろあって、ソフトパステル、セミハードパステル、ハードパステル、オイルパステル等によってサブカトゴライズできる、と。

よく言う「パステル画」は、ソフトパステルで描かれたものが多いような気がします。で、私が使ったのは、オイルパステルで、要はサクラクレパスのようなクレヨンもこの類になります。

 

さくっと仕上がるのがいい

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一番最初は、茄子がお題。初めてのオイルパステルで全く勝手がわからない。赤、紫、黒などの色を重ねて混色する。段々深みのある色合いになっていく。白いところを残さないほうがいいようなので、とりあえずぐりぐり塗る。

 

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次は、似たような難易度で、シンプルな貝殻。ベージュで形をとって、薄いグレー、黄色、白で中を埋め、黒、濃いグレー、白で影をつける。

  

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同じ貝殻だけど、難易度アップ。細かい表現はなかなか難しく、何だかよくわからない感じになってしまった。今後の課題とします。でも、どれも30分程度あれば描けてしまうので、一枚の絵に何時間もかける忍耐力がない私の性にあっている気がする。

 

オイルパステルの特徴
  • 短時間で仕上がる(油絵や水彩のように、乾くのを待つというのがいらない)
  • 手が汚れる(まぁ、木炭とかも一緒だけど)
  • 混色しづらい
  • 消費が激しい(自前だと高くつくんじゃ、、?)
  • 細かい部分は表現しづらい(自分のレベルのせいか、、)
  • 同じ油性なので、油絵の模写をオイルパステルでやっても雰囲気出しやすいらしい

 

オイルパステルの応用技

ここでは、オイルパステルが熱に弱いのを利用して、ライターで暖めて色を盛り上げる(凹凸を作れる)方法や、溶剤で溶かして、液体として塗る方法が紹介されている。短時間で深みのある絵が出来るらしい。いつかやってみよう。