パリに引っ越しました。

今hipなパリ10区の情報、日本人の就職活動の仕方、不動産事情など自分の興味に沿ってパリの情報を発信していきたいと思います。

無職生活を楽しく乗り切る5つのコツ

フランスでは、美術館の入館料からヨガ教室まで、様々な場面で「失業者料金」がある。失業手当をもらっている証明書が必要だが、稼ぎがなくても文化的な生活を送ることを一定程度サポートしてくれるという素晴らしい国だ。

 

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ちなみに、私はフランスで社会保障費を払っていたことはないので、当然ながら蚊帳の外。悲しいが仕方ない。そんな悲しみを抱えながら、私がどうやって無職生活を過ごしているか、5つのコツを共有したいと思う。

 

1. 起きる時間を決める・毎日アクションから一日始める

フリーランスや自営業になる人の中には、会社員生活にない利点として、自分で自分のスケジュールを決められる点をあげる人がいる。私は、それがどれだけ難しいことか身をもって知った。ベッドから出たのが昼だった時の自己嫌悪には凄まじいものがある。それも期間限定のこととわかっていれば、命の洗濯と自分を赦す気にもなろうが、そんな身分にないことは自分が一番知っている。

フランスに引っ越してきて、日常生活に戻った後に決めたのは、毎日同じ時間に起きるということ。そして、必要があろうとなかろうと、「とりあえず」8時半に家を出るということを決めた。向かう先はカフェで、職探しや勉強は、家でもできるはずのことなのだが、家では20分ごとに違うことがやりたくなってしまうので致し方ない。

これだけで自己嫌悪に陥る確率をかなり予防できる。

 

2. 一週間のリズムを作るアクティビティを持つ

時間は意識しないとあっという間に過ぎていく。「もう一週間経っちゃったの?」という感覚を持ったほうがいい。そして、それには気分転換になるようなもの、かつ、成長を実感できるものをお勧めする。無職期間はいつ終わりを迎えるかわからないので、その期間を楽しく過ごせるようなものを探してみるといい。私の場合は、「絵画教室」だったり、「速読講座」だったり、「ヨガ教室」だったり、と色々。

仕事がないのにお金を使うなんて、と遠慮してはいけない。マラソンと同じで、長距離走ろうと思ったら、途中で栄養補給はしないといけないのだ。自分が楽しく過ごせるための必要経費と割り切ろう。ところで、私に本当にお金がなかったら、次の「運動習慣を持つ」をもっと集中的にやっていると思う。

 

3. 運動の習慣を持つ

運動すると、すごく前向きな気持ちになる。頭と体の疲労感のバランスを取ることは、すごく心身にいい。お金がかからないのは、ジョギングなのだが、私の貧弱な脚は、パリの石畳で早々に痛めてしまった。というのは、表向きの理由で、実は、寒くて暗い街を走る気が1ミリも涌いてこない。また、パリだとあちこちに市営プールがあるので、これを利用するいう手もある。一回2〜3€なので、週2回通ってもたかが知れている。軟弱で申し訳ないが、残念ながらプールまでの徒歩10分が果たしなく遠く感じられて、私は行っていないのだが…。

こうして見てみると春夏には運動するのが簡単だが、秋冬になると急にハードルがあがる。有酸素運動ではなくなってしまうが、室内でできるヨガもよい。

最近怠けてしまっていたが、プールとヨガをもう一度カレンダーに入れることとする(2015年の抱負)。

 

4. 無理にでも人と会う・電話で話す

さて、ここまでやるとかなり一人でも充実した生活を送れてしまう。そして、気づくと誰とも話さないまま数日過ぎかねない。生身の人間と話す機会を週に数回は持った方がいい。パートナーと生活している人でも、他の人との接点を持つべき。自分からカフェやランチの約束を取り付けよう。

近くになかなか機会がなければ、電話をかける。周りが働いているので日中はひとりになりがちだが、パリの午前中だと日本の夜、パリの夜はアメリカのランチタイムあたりで電話に付き合ってくれる家族や友人がいるので、ちょうどいい。

この時に、働いていなくても自分が提供できる話題を持つというのが、人と会いやすくなるコツだ。そこで、週イチのアクティビティをもったり、継続的にスポーツに取り組むというのも、ひとつの話題になるだろうし、他にも自分の世界を持つということは、意外と間接的に役に立ってくれる。

また、無職同士で会う場合は、愚痴にならないように気をつける。言いたいときもあるのは自然なことだと思う。が、環境に文句を言っても何も変わらない。なるべくポジティブな空気を保てる相手と会おう。

 

5. ブログを書いてみる

これは、完全にオマケですが。私は、前にもパリにいて、そのときの生活を何もかたちに残さなかったことを少し残念に思っていたことが、今回のブログを始めたきっかけだ。

ところが、ブログを始めると、ネタ探しの感覚で、今までの生活圏から一歩外に出たり、物事を一歩深く考えたりする。生活を楽しむ実感を得やすく、思考整理しやすいので、いいツールだと最近実感している。ブログが生活の中心になっては本末転倒なので、近々ルールを決めたほうがいいかなとも思っている。

 

働いていても、働いていなくても、人は落ち込むことがある。そんなときに、どうすれば自分はそこから早く抜け出せるかという術を知っているのが、楽しい時間を増やすコツのように思う。今回は、気持ちが落ちる前に予防としてできることを書いたみた。

また今度、ドーンと落ち込んだ時に自分がすることを整理してみよーっと。