パリに引っ越しました。

今hipなパリ10区の情報、日本人の就職活動の仕方、不動産事情など自分の興味に沿ってパリの情報を発信していきたいと思います。

パリの図書館で、はてなダイアリー発の本と出会う:『リストラなう!』を読んでいます

パリには、『Espace Japon』(エスパス・ジャポン)という日仏文化センターがある。ここで日本語の情報紙を発行していたり、日本語教室を提供していたり、図書室がある。他にも似たような施設はあるが、家から比較的近いこともあり、時々足を運ぶ。そこで、たまたま手に取ったのが、『リストラなう!』だ。裏表紙を見ると、『book off 2€』のラベルが貼ってある。オペラ座近くにあるブックオフで買った誰かが、帰国する時にでも寄贈したのだろう。色々な意味で面白かった。

 

 

上手く説明できないのだが、海外生活をしていると、日本語の活字に触れるのは圧倒的に電子デバイスが多い。日々の情報収集はもちろんネットだし、ニュースは日経電子版だし、本を読みたければkindleなのである。パリの前にニューヨークもいたので、今回は海外生活2年ほどになるが、kindleにはお世話になりっぱなしである。5年前に留学していたときには、活字が恋しくなったら、ブックオフで立ち読みをするか、日本で新品で買うのと同じ値段を出して中古本を買うしかなかった。パリには、ジュンク堂もあるが、ここで買ったことは、一度もない。

 

そもそも、今回の海外生活でベスト3に入る変化が電子書籍(あとはFaceTime、日本料理レストランの普及かな)。海外に住んでいると、日本と同じ価格か(それ以下)で買えるというのは素晴らしい。最近発行される本は、タイムラグも少ないし、続々と追加されているので、今後はもっと便利になるだろう。しかも、ここ2年間で海を越えての引越を2回やっている私には、本を送らなくていいという物理的な身軽さは病み付き。これは日本にいる人も本棚のスペースを取らなくていいって言いますよね。人に本棚を詮索されることもないしね。あれ、時々恥ずかしい。

 

なので、最近の読書といえば、人のブログで紹介されているのを見て、kindleで読むというのが王道パターンだった。ところが、この『リストラなう!』は、はてなダイアリー発のブログの書籍化ではないか。一応、はてなブログを(2ヶ月だけど)やっているのに、東京から1万キロ離れたパリの図書館でたまたま手に取り、本を開いてみるという超アナログルートのほうが、速かったのだ。2010年のことなので、知らなくて当然と言えば当然だが。そして、そもそもこの本は電子書籍にはなっていないようなので、王道パターンでは、読むことはなかったわけだが。

 

結局は、求めた時に求めたものと出会うし、その意味では紙の本も電子書籍も変わらないね。 今自分のアンテナはどこにあるのかということと、時々はそのアンテナを意識的に外して、ランダムに人や本にぶつかると面白い、のかも。