Paris 2014 + 3

2014年に「パリに引っ越しました」(旧ブログタイトル)。3年目の私的メモ。

パリでの就職活動⑧ 仏文履歴書の作り方

フランス語の履歴書を初めて作成する際に、ここまでやればOKでしょう!というステップを僭越ながら紹介したいと思います。

 

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① テンプレートを探してくる

たたき台があったほうがやりやすいので、心当たりがあれば、友人・知人に「履歴書見せてくれない?」と言って、もらってしまいましょう。2〜3つ見比べて、一番しっくりするものをスタートに書き換えていけばよいです。

もし心当たりがなければ、転職サイトの「英文(仏文)履歴書」のテンプレートやポイントを参考にします。学歴やアルバイト経験が中心になる学生の履歴書なのか、職歴が中心になる中途転職者の履歴書なのかで、各セクションもだいぶ変わってくるので、自分のプロフィールにあったものを探してみてください。業界や職種ごとにテンプレートを用意しているサイトもあるので探してみるといいと思います。

 

② 転職サイトで職務内容(job description)を研究する

職歴が既にある場合は、企業のキャリア欄や転職サイトなどで、自分の職種・経験レベル(エントリーレベル・中堅など)が似たような募集を探しきて、フランス語で自分の職務内容はどういった動詞・名詞を使うのかを研究します。なんなら、まるパクリしていきます。Linkedinで似たような経歴の人を探してきて、どう要約しているかを研究してもいいと思います。

自分でゼロからスクラッチで書くという努力は、…残念ながら無駄になる可能性が高いです。応募先の人が見慣れた・こなれた表現になっていることが、ひとつのアピールになるので、この際「頑張ってゼロから作りました!」という、自己満足は捨てましょう。履歴書は第一印象です。

さて、これで骨組みが出来ました。

 

③ ネイティブチェックを入れてもらう

フランス人の友人・知人を駆使して、文法の間違いを見つけてもらいます。できれば、社会人経験があり、履歴書を書いたことある人にネイティブチェックをお願いしましょう。フランス人でも履歴書を書いたことなければ、それ以上のアドバイスはもらえません。

また、同じ業界や職歴でないとわからない専門用語や内容もあります。内容については、自分が責任を持つしかないので、その意味でも、似たような職種の募集を一緒に添付してあげると、添削する人もイメージが具体的になるのでおすすめです。誰しも自分の職種以外は、大してわからないものです。

これで一応は、見れるものになったはずです。

 

④ 人材派遣会社・ヘッドハンターのアドバイスをもらう

出来上がった履歴書を人材派遣会社やヘッドハンターに送付します。最初は、担当と面談をしましょうという運びになるので、実際に会ったら、どうしたらもっとよくなるか訊いてきましょう。メールで送って添削してくれるなんて暇な人はいませんので、面談の最後にすかさず「ちなみに、私の履歴書どうですか。こうしたら良くなるということがあれば教えて下さい」と、その場でアドバイスをもらいましょう。ぱぱっと教えてくれますよ。

 

ぜひ納得いくものを作ってみてください。そして、鬼のように送るわけです。