Paris 2014 + 3

2014年に「パリに引っ越しました」(旧ブログタイトル)。3年目の私的メモ。

二ヶ月に一度はバカンス

はるか昔にフランスでインターンしたときにも、ミーティングの重要議題が夏休みのスケジューリングだったわけですが、一気にその記憶がよみがえりました。

先週の初出勤でチームを見渡すと、3分の1がバカンス中。というのも、フランスの学校は、学年末にあたる2ヶ月の夏休み(Vacances d'été, Grandes vacances/7月・8月)に加えて、

  • トゥサンの休暇(Vacances de la Toussaint/10月下旬)
  • クリスマス休暇(Vacances de Nöel/12月下旬)
  • 冬休み(Vacances d'hiver/2月下旬)
  • 春休み(Vacances de printemps, Vacances de Pâques/4月下旬)

の計4回 2週間ずつ休みがあります。フランス全土をA B Cのゾーンに分けて、一部休暇を分散させています。パリはCゾーンなので、今は冬休みのど真ん中なわけです。

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今までは意識したことなかったけれど、学校は実質8ヶ月しかない

一方、大人の事情。業界や企業によるので一概には言えないが、通常の有給は5週間(30日)+ RTT(週35時間労働制によって与えられる有給)が 2週間(14日)など計5〜8週間。日本や米国は、せいぜい4週間程度だったと記憶しているので、それに比べれば随分と多いが、それでも学校休暇をカバーするにはほど遠い。これだけ子どもが休みだと、共働きが主流のフランス人家庭は、この学校休みにどう対応しているのか不思議。これから周りの人に訊いてみようっと。

 

冒頭に戻って、「今は学校休暇中だから休みの人が多いけど、いつもはこうじゃないのよ」ってフォローされたけど、2ヶ月に一度はこんな調子ってことよね。いきなり仕事するな仕事は効率的に!と言われた思いですが、お手並み拝見。