Paris 2014 + 3

2014年に「パリに引っ越しました」(旧ブログタイトル)。3年目の私的メモ。

# 映画

Bureau de legendes

うちにはテレビがない。仕事でフランス語漬けなのに、帰ってまでフランス語のテレビ番組なんて観る気がしない。本も読みたくない。新聞も読みたくない(ダメ)。 そんな私には革命。Caneal+制作のLe Bureau des Légendesというテレビドラマがかなり面白かっ…

映画に行く友達がいない

パリはすっかり夏休みモードで、会社も今週に入ってゆるゆる。 Parc de Villeteでは、7月末から屋外上映をやっている。週末に行ってみたが、準備不足で場所取りがイマイチ。明るいうちからピクニックしながら待つというのが正しい楽しみ方のよう。今日は Dél…

もうじき30歳。未だに独り 『ロシアン・ドールズ』(原題:Les Poupées russes)

先日も触れたが、12月より渋谷 Bunkamura ル・シネマで『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』(原題:Casse-tête chinois)が公開中だ。セドリック・クラピッシュ監督とロマン・デュリス主演のコンビでの三部作。その第二弾が『ロシアン・ドールズ』(原題…

これは、要するに新たな出発の物語だ『スパニッシュ・アパートメント』(原題:L'Auberge espagnole)

物事を順序立てて行うということがなかなかできない。クラピッシュ監督&ロマン・デュリス主演の『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』(原題:Casse-tête chinois)について書いたが、前二作についても話したい衝動に駆られる。話が前後してしまうが、仕…

ハッピーエンドの「その後」を描く『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』(原題:Casse-tête chinois)

日本にいる母の方が、パリにいる私より、フランスの時事ネタに強いのはなぜなんでしょう。我が家には、テレビもなく、もちろんラジオもなく、もちろん新聞も取っていないので、ぼーっとしていると何が起こっているか気づかないままです。 一方、60歳になろう…

Duft Punk世代のDJの青春と挫折を描く 映画『Eden』が良かった

長い青春と挫折、そして次のステージへ移り行く感覚を味わえる良作。ハウス・テクノ系クラブ・シーンを楽しんだ30代には特別面白い。 ストーリー 1990年代前半、高校生のポールは、ハウス・テクノのコミニュティの中でうまれたガラージ(というジャンル)に…