Paris 2014 + 3

2014年に「パリに引っ越しました」(旧ブログタイトル)。3年目の私的メモ。

待ちに待った初出勤

先週の金曜日が、待ちに待った初出勤でした。1月にCDD(有期限雇用契約)のオファーをもらってからというもの、手続きが完了したのかもわからないまま待つこと数週間。一週間を切ったので、仕方なく自分から連絡を入れて、当日の時間を確認。

 

さて、初日は社員証やらPC・電話のセットアップの合間に、上司代理とのミーティングをしたのだが、なんとフランス語の速さが、旦那比2倍。全く言ってることについていけない。

人の名前とか部署の名前とかのメモ取れない…スペルわからない。スペルアウトしてくれるのはありがたいけど、早い。待って。今のEですかUですか? それ略語? それ何語? ていうか、部署紹介のスライドくらい用意してよ!! 

という気持ちを堪えて冷静を装う私。その後、席が近い人やアシスタントの方にも座席表とか組織図みたいのないの〜?と訊いたら、社内イントラネットのディレクトリを教えてもらえました。そうか、部署単位のものはないのか…。これまでの職場に当たり前のようにあったものがなくて、初めて知るありがたみ。

 

初日誰もいなくなったオフィス(って言っても19時半くらい)で私は考えました。ほぼ何もわからなかったフランス語。

フランス語を必要以上に速く感じるのは、①固有名詞(人名・部署名・職場用語/略語)を知らないから、②仕事の中身を知らないから、という理由が多かろう。

ということで、私の最初の仕事は…

  • チームメンバーのフルネームを覚える(名前・内線とともに座席表作成)
  • 周辺の部門とその役割・チームヘッドを覚える(⇒ディレクトリをもとに組織図を作る)
  • 略語を覚える(略語一覧兼フランス語・英語対応表)を作り始める。随時更新)

のみっつ。来週からこれを引っさげてミーティングに出れば、

・半分しか聞き取れなかったけれど、あの人はドコドコの部署だから…

・今のはこの単語のことで間違いないな、

・この略語聞いた気がするけどなんだっけ?

とかアタリがつけられる。メモ取る時にも、一瞬手が止まるということが避けられます。これでフランス語の速さが旦那比1.5倍まで下がってくれると予想。そして、仕事の中身もルーティーンに入れば、体感で1.2倍まで下がるはず!(希望)

 

会社を出る時には、頭から湯気が出てたはず…。マイノリティで働くってこういう感じなのかー。外国人と働くことに慣れていないフランス人に、どう賢そうに見せるかっていうの結構工夫が必要ですね。初日が金曜日で良かった。。。