Paris 2014 + 3

2014年に「パリに引っ越しました」(旧ブログタイトル)。3年目の私的メモ。

逡巡する夏

最近、めっきり食べ物ブログと化しているですが、半年前までの仕事探しの苦労を忘れてのほほんとしている…わけではなくて、実は鬱々としています。

半年前には、こんなことを書いていました。

 

希望に届かなくてもオファーをもらえたら、職務内容、雇用形態、給与水準、勤務地などの中で何を妥協できるのか考えて、納得したうえで、スタートする。スタート地点が決まれば、その後のアクションプランはかなり明確に立てられるはず。もしかしたら、学校に戻るという選択になるかもしれない。私が就職活動を一段落したのは、満点回答を待っても難しいので、という決めの問題であり、就職活動の出来は60〜70点かな。

 

そう、CDDで働いて半年経ちましたが、就職活動の出来は60〜70点と言っておきながら攻めの姿勢を忘れるというだめっぷり。(やっぱりのほほんとしてたんじゃん。)

唯一したことと言えば、以前から興味がある方面の修士に応募。選抜を経て一応、その方面では一番ネームバリューのある修士に席を確保、したまではいいのですが、では9月からどうするんだと言われたら決めかねていたわけです。(優柔不断)

ちょっと書いて整理。

オプション① CDDで残る ⇒ CDIまで粘る(今の気持ち:70%)

今一番可能性が高いのが、この線。CDDは1月上旬までの予定なのですが、私が働きはじめてから、さらに二名が妊娠(⇒産休予定)という神風が吹いており、慢性的にショートスタッフ。マネージャーからもCDIへのサポートを(気持ちだけ)受け、風向きは悪くない。産休に入るチームメイトの社内異動が具体化すれば、パーマネントスタッフのヘッドカウントも空く、とCDIへの見通しは悪くはない。

なので来年上旬にCDIへのコンバートを伺うという待ちの作戦。長期的には何のゴールにも向かっておらず、短期的(人間関係が構築できはじめている・勤務時間&通勤時間◎・給与水準がまあまあ)および中期的(CDIの道筋が見えやすく、俄然子どもが持ちやすそうな環境)な人参に釣られている感は否めない。

 

オプション② 他業界への転職を踏まえて学校に戻る(今の気持ち:20%)

現在、モチベーション低下しているのが、こっちの選択肢。当初はもっと五分五分くらいで悩んでいたのだけれど、ここに来て尻込み。フランス来て手ぶらだったときには、またゼロベースで始めるにはいい時期!くらいに思っていたが、一度働きだしてしまうと「荷物」ができてしまい、手放すのにまた悩む羽目に。長期的には新しい展開が望めて可能性を感じるけど、去年も精神力を試されたのに、また向こう1〜2年?と思うと正直足踏み。でも30代前半でチャレンジせずにどうする!という気持ちも。

 

オプション③ 他社でCDIを探す(今の気持ち:10%)

ま、こういう選択肢もなくはないということだけれど、あまり現実感はない。頭の片隅に置いておくという感じで、①の選択をしたら、9月以降ちらちらと探して、バックアッププランにするということでしょうか。

 

隣の芝は青いというけれど、どうも「見送り」の決断するのが苦手なので、気持ちは残留に傾いているのに、どうしてもそれを前向きな決断と納得できない自分がいるわけです。(あ、そういうことか…と書いて分かる)