カナル・サンマルタン、10年に一度の大掃除
パリに引っ越してきて早1年半(そろそろブログのタイトルを変えたい)、カナル・サンマルタン沿いの今の住処が大変気にいっている。越境すると思われる移民の中継地点になっていたり(50人単位で夜並んで寝ていたりする)、ストリートアートとは言えないレベルの落書きも多くて、地上階はちょっと御免ですが。
というのも、東京にいた時には隅田川の近く、NYの時にはハドソン川が近くにあり、パリは偶然にもカナル・サンマルタン。水が近くにある生活に縁があるらしい。
春夏はカナル・サンマルタンを眺めながら目覚め、料理をして、バルコニーでブランチしたり。いつも見るけど夕方のカナル・サンマルタンの眺めいいなぁ。
ところが、年末からこの運河沿いをブロックアウトしてるので、なんでだろうと思っていたら、10年に一度の大掃除が始まりました。前回は1993年、2001-2002年の冬だったそうです。新年早々に無残にも水を抜かれたカナル・サンマルタン。3か月かけて綺麗にするらしい。
冬のパリは日が短くて、8時半を過ぎても真っ暗。17時過ぎには暗くなるので、平日ははっきり見えなかったけれど、この週末に改めて日中に見てみると汚い。ショッピングカート、バイク、自転車、椅子などがたくさん沈んでいる。死体があがったという話は聞かないので一安心。