フランスの休暇日数
夏休み中に見た各国の休暇についてのまとめ記事をご紹介。
Les Echos – Qu'est-ce que tu fais pour les vacances ?
3カ国だけ抜き出してみるとこんな感じ。
日本 25日(祝日15日 + 有給10日)
米国 20日(祝日10日 + 有給10日)
フランス 36日(祝日11日 + 有給25日)
これだけ見ると、フランスも日本に比べて10日間多いだけなんだと思うかもしれないれど、これは法廷日数での計算で、実際は有給はもう少しあるかな?というのが実感。
私が働いた三社の例でいうと、
日本 29日(祝日15日 + 有給20日 x 消化率70%)
米国 30日(祝日10日 + 有給20日 x 消化率100%)
フランス 53日〜58日(祝日11日 + 有給28日 x 消化率100% + RTT振替休日19日 x 消化率75〜100%)
記憶がおぼろげだけれど、私が東京で働いていた時は、米系企業だったので有給消化を勧められていたけれど、せいぜい消化率70%。(それでも平社員にくせによく取るな、、という目で見られていた気が。。。)
NYにいた頃は、祝日は日本より少ないものの、有給は100%消化するのが当たり前だったのであまり変化を感じなかった。
そしてパリ。有給28日に加え、RTT(週35時間労働制)の代替休日が19日もらえる。さすがに全て消化しきれないので、5日間は会社に買い取ってもらい、祝日を合わせて年間53日。こんなに休みがあるので、8月は最低でも2週間取ってとお達しが出るし、3週間の夏休みが平均的。4週間という人もちらほら。
つまりパリでは東京やNYにいた頃の1.8〜2倍の休みがある。少なくとも丸一か月分くらいはお休みが多ので、お給料一か月分くらいはボーナスみたいなものですね。
フランスと日本で全く同じお仕事していたら、どうしてもお給料は少なくなってしまう気がするけれど、1割くらいは休暇の多さで説明がつきますねぇ。