ロンドン
友達に会いにロンドンへ2泊3日。そのついでに、ロンドンで働く日本人お二人にアポを取り、お茶をしてもらった。Linkedinで世の中とても便利になったもんだ。イギリスに欧州拠点を持つ日系企業は、フランスのことをどう見ているのかなというのが気になっていた。やはりビジネスボリュームなどの関係もあり、やはり大陸ヨーロッパ進出は、それなりにハードルがあるのだなあと再確認。
6年前にも新人研修で1週間ほど来たけれど、記憶がおぼろげにしかない。ロンドンの人には怒られてしまうかもしれないけれど、英語圏で、金融都市で、多人種で、ニューヨークに通じるところがとても多い。ニューヨークにはたくさんあって、パリでは見かけないお店もたくさんあって懐かしい。
今回は、チェルシー地区の友人宅にお世話になったけれど、ニューヨークのチェルシー地区とはだいぶイメージが違う。ユーロスターの駅から遠くて面倒くさいぞーと内心思っていたら、高級住宅でした。失礼しました。
今回は観光らしきことはせず、ハイドパークを走ったり、マルシェに行ったり。パリとは流れる空気が違くて、それだけでけっこう楽しかった。会社へのお土産はファッジ。
これからは週末旅行にもっと行きたいものです。
就職活動&バカンス
さてさて、マスターに戻り一年間ワーキングスチューデントをしたわけですが、7月末にそのまま正社員で残るオファーにサインをして、スッキリした気分で8月を迎えています。
6月頃までは、チームに空きもないので普通に就職活動をしていたわけですが、6月に今働いているチームで社内異動する人が出たために、後任として残らないかと上司が打診をしてくれました。フルタイムにそのまま雇用する義理は特にないので、自分を信頼してくれたことには素直に感謝。
また秋から新しい会社だったら、またそこから人を覚えて、信頼を得て、自分で仕事しやすい環境を整えて、とすこーしだけ面倒だなあと思っていたので、降って湧いた幸運。幸運を期待してはいけないけれど、チャンスがあれば掴まなければいけないなと改めて実感しました。
と、いうことで、これからがパリライフの本番。日本や米国では味わえない醍醐味。私も今週から3週間のバカンスです。まずは義両親のサマーハウスでデトックスしてから、クロアチア&モンテネグロ!
合間を見て、就職活動を振り返りたいと思います。
パリ・オペラ座 ウィリアム・フォーサイス(William Forsythe)
パリ・オペラ座のバレエ公演の備忘録。音楽を担当しているのがジェームス・ブレイクという、クラブシーンの人だったということで旦那が興味を持った公演。
ウィリアム・フォーサイスは「モダン・バレエを解体し再構築した」振付家らしく、予備知識なしで見始めた私は、最初の演目「Of Any If And」は、失敗したかもというほど、意味がわからなかった。続く 「Approximate Sonata」 も少し良かったけれど、すごく楽しめたかというとイマイチで、私のフラストレーションは高まるばかり。。後からちょろっと調べたら、超絶技巧に挑戦する振付らしく?好きとかいう次元で見るものでもないらしい。コンテンポラリー・バレエは難しくて、普通にクラシックバレエのが観ていて楽しいなあと、半ば諦めの境地。
と、ここで終わっていたら思い出すこともなかったのだけれど、最後の Blake Work I が素晴らしかった。クラブシーンで聴くような音楽にバレエを合わせてすごく楽しいし、新しいものを開拓するのってこういうことかぁと感じられるようなものだった。前二作は1990年代の作品で、20年前に「新しかった」のだろうけれど、2016年に「新しい」ものをやると、こういう感じなのか、と。
このBlake Work Iは、9月のSegal / Peck / Pite / Forsytheという公演でかかるみたいなので、興味のある方は是非。
ニースのテロを受けて
7月14日の革命記念日の祝日を境に、夏のバカンスに行く人も徐々に増え始め、私も今週末はちょろっとパリを脱出して、ポルトガル第二の都市のポルトにいます。
のんびりした気分で過ごしていたところに飛び込んできたのは、南仏ニースでのテロ。フランス 第5の都市で、家族連れのバカンスや海外からの旅行客も多いニース。先日までフランスで開催されていたEUFA ユーロ 2016は、大きな混乱もなく終わって、内心ホッとしていたけれど、こうやってテロがすぐそこにあることを、否応なく感じさせられる。
今回はフランスにいない間に起こった物理的な距離のせいか、暗い気持ちになるものの、意外なほどショックが少ない。パリでの連続テロ以降、心理的な耐性がついてしまっている自分に少し悲しくなる。
長く先の見えないトンネルに入り、際限なく怒りや悲しみにエネルギーを使うと、どこかで息切れしてしまう。先が見えないから、省エネモードで耐えるというのも、向き合い方として正しいのかわからない。
次の一言を考えてもう30分行ったり来たりしている。今の自分に答えはないということなんでしょう。
配偶者ビザ更新の必要書類(2015年9月版)
ハッと気付いた時には時遅し。
配偶者ビザの期限は6月までなのに、予約を取るのに出遅れてしまい、webで予約を取った時には9月になってしまいました。昨年は旦那を連れて行き忘れる(というか、同伴するという認識がなかった)という失態を犯しましたが、今年も期限に間に合っていないというダメな感じでスタートです。
期限切れの期間は、警察署に行けばレセパセを出してくれということなんですが、もらいに行ったほうがいいのかな。会社からも聞かれるかなーと思いHRに聞いても返事ないし、すごい何とかなりそうな気がするんだけれど、いいのかしら。どうせ3か月くらい気がつかない気もするけれど。
必要書類のリストは根本的には変わっていないようですが、2015年9月付のリストになっていたので、こちらにリンクを貼っておきます。