Paris 2014 + 3

2014年に「パリに引っ越しました」(旧ブログタイトル)。3年目の私的メモ。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『美しいパリの街並』の原型

旦那と散歩していると、「オスマン様式のアパルトマンっていいよね〜。住みたいよね〜。でも高いよね〜…」と、時々つぶやきます。私は「古いアパルトマンのことだな」という、ぼんやりした理解しかしておらず、実は「結局、オスマン様式って何なの??」と疑…

フランスのAirbnbについて思うところ

1〜2年ほど前からAirbnb(エアビーアンドビー)を使っているのですが、フランスでもUberと並んで、目を付けられております。私は、Airbnbは(なんならUberも)利用者としてはすごく便利なので、最終的には規制をはねのけてくれるものと信じています。 本質的…

フランス流おもてなしの仕方

雑誌を読んでいたら『Comment recevoir à la française』という本が紹介されていて、かなりハイソな雰囲気が漂っているので、別に買うつもりはないんだけれど、ディナーをホストするときにマナーがちょっとだけ紹介されていた。 例えば、こんなルールがある…

パリの就職活動⑥ CDD(有期限労働契約)を検討する

日本で正社員で働いていた人は、フランスで仕事を探すときに、当たり前のように正社員を探しますよね。私は、探しました。結論としては、フランスで働いた経験がない場合、日系企業なら正規雇用の可能性あるが、現地企業はぐっと難しくなると思います。 初め…

パリでの就職活動⑤ 就職活動期間は半年〜1年を覚悟する

長引いていた就職活動がようやく一段落して、満点回答ではないけれどスタート地点が決まったとほっと一息。まだ契約書にもサインしておらず、働き始めてもいないので勇み足ではあるが、ひとまず感想を残しておく。勤務経験については、今後書けるように頑張…

色とりどり トマト&パプリカの肉詰め

材料(5〜6皿分) 豚ひき肉・牛ひき肉 800g タマネギ 1コ トマト 5コ パプリカ 3コ 塩・胡椒 オリーブオイル ごはん(付け合わせ用) 作り方 タマネギをみじん切りにして、ひき肉に混ぜて捏ねる。塩・胡椒をしておく トマトの上部を蓋状になるように包丁を入…

20代でも一度は超音波検査(エコー検査)も受けて!

トピック「内診」について、多くの方が婦人科の内診に抵抗があることに静かに驚きました。私にとっては、年に一度の健康診断・歯科検診と同じ感覚だったから。歯医者だって別に好きではないけれど、予防・早期発見には欠かせない。婦人科検診に行く前提が「…

街角のメッセージ:VIVE L'AMOUR(愛よ、永遠なれ)

最近、最近女の子に振られた17歳の青年が、シニカルな気分になって、夜な夜な『l'amour est mort』(愛は死んだ)と書きまくっている。Gare de l'Estからカナル運河に向かうこの壁だけでなくて、他にもいっぱい見かけた。それを見て、「こんなセンスないこと…

シードルと蜂蜜で柔らか 豚ほほ肉の煮込み

材料(6皿分) 豚ほほ肉 900g タマネギ 1.5コ りんご 1.5コ 蜂蜜 大さじ3 パセリ 1/2束 シードル 1本(私が使ったのは3.75Lの中瓶) 塩・胡椒 少々 薄力粉 少々 バター 少々 オリーブオイル 少々 じゃがいも 6〜9コ(付け合わせ用) 作り方 豚ほほ肉を一口大…

自分の勝負時期を考える? 「勝負」って何?:大前研一氏『稼ぐ力』を読んでいます

大前研一氏の『稼ぐ力』は、日本企業は今何に苦しんでいて、そんな現状でこれからの日本企業に必要な人材とは、というテーマを扱う。その現状認識のうえで、その必要な人材像を理解して「稼ぐ力」のあるグローバル人材たれ、という話につながる。 日本企業は…

日曜だったら Le Petit Cambodgeに

海外から友人が来ると、みなさん早速ビストロに行くので、私はそれ以外の食事に付き合うことが多い。パリだとカンボジア料理とかアフリカ料理がおいしいので、よく候補にあげる。一週間の旅行で、十中八九は「もうフレンチとか西洋料理は疲れた」となって、…

2度目のオイルパステル

先月オイルパステルを使う機会がもう一度あったので、その時の絵を残しておく。習作で何の想いも入っていない一枚だけれど。記念すべき2回目。 クリスマスプレゼントにオイルパステルをもらえるかなーと密かに思ってたので買わなかったが、空振りだったので…

カンボジア料理では お馴染み Le Cambodge

界隈では有名なカンボジアン・レストラン。カンボジアン食べたいと思ってネットで探すと大抵ここが出て来るので、ご存知の方も多いことでしょう。かつてフランス領だったこともあるので、フランスはカンボジア料理は平均的においしい、はず!アメリカでいう…

カナル運河のニューフェイス Asian Food Bar Siseng

しばらく店内を工事していたので、何ができるのかなーと楽しみにいたら、昨年末にオープン。アジアンフードバー Siseng です。ちょうどLe Comptoir Généralのおとなり。開店して間もないのでオペレーションはやや混乱気味。 奥にバースペースがあり、日本の…

パリでの就職活動④ Linkedinでメッセージを送る

パリで就職活動をするにあたって、Linkiedinを使ってネットワークを広げて人に会ってるよ、という話を友人にしたら、「具体的には何て言ってメール送るの?」と訊かれた。「こっちのリクエストに応えるメリットなんてあるの?」と。まあ、その通りなんですけ…

街角のメッセージ:昨日は 既にあんなにも遠くへ

Hier deja si loin.. 句読点やアクセントを補うと、Hier, déjà si loinとなる。日本語に訳せば、「昨日は 既にあんなにも遠くへ」という感じだろうか。何度か舌の上で転がしてみたけれど、これ以上すっきりしたフレーズを思いつかなかった。 レピュブリック…

150万人規模のデモ:大衆の力を信じたことがあっただろうか

1月11日の15時からレピュブリック広場から予定されていたデモ。12時過ぎに通りがかった時には、既に警察とテレビクルーがスタンバイしていたほか、メッセージボードを持ってデモに参加する人たちも集まり始めている。 人が多いところに集まること自体が危険…

シャルリー・エブド襲撃事件の実行犯の10年前

ここ数日のパリは、私が知っているパリではない。暗澹たる気持ちになる。 私が目の前で流れる映像にショックを受けた事件はいくつかある。まず、小学生のときに起こった「地下鉄サリン事件」。難しいことがわからない年齢だったが、やはり周りの異様な空気だ…

初めての水彩色鉛筆

クリスマスプレゼントにもらった水彩色鉛筆。オイルパステルを試してから、色を使うのって、本当に面白いなと思うようになった。道具を持つのが面倒なので、クロッキーのみ、もしくはペンのみ、が好きだったけれど。 桃とか。かなりしっかりと色鉛筆で色を塗…

パリ風ベーグル Le Sesame

またまたカナル運河沿いにあるお店です。カナル運河沿いは、近いうちに制覇できるのではないだろうか…。 ベーグルサンドを中心にブランチもできるSesame(セザム)。 アメリカや日本で見る、もっちりがっしりしたベーグルを想像していくと、「これってベーグ…

合言葉は #JeSuisCharlie :シャルリー・エブド本社でのテロ事件

1月7日昼頃に、パリ11区にある週刊紙のシャルリー・エブド(Charlie Hebdo)の本社で警官、編集長や風刺画家を含む12名を殺害、8名が重軽傷を負った事件。 22時過ぎには、容疑者3名が特定され、氏名・年齢などが報道されはじめた。早く事件が収束することを…

パリで銃乱射事件(テロ発生)

フランスが抱えている緊張感が爆発したかのような事件。我が家にはテレビがないので、こういうときに気づいていないことがあって恐ろしい。 旦那から13:10にメールで、「ニュースを見たか。パリでテロ。シャーリー・ヘブド」と短いメッセージ。YoutubeのFran…

環境が求めるすがたに、定期的にノイズを忍び込ませる:『弱いつながり』を読んでいます

私は、この本の書評を読まず、副題の「検索ワードを探す旅」や、「強いネットと弱いリアル」という言葉に引きづられて購入。見事に裏切られた。「ネット初心者は、関連テーマでも読んでベンキョウしよう」と勝手に勘違いしたのだが、そういう話ではなかった…

街角のメッセージ: Shall we dance ?

友人宅でのディナーを終えて、夜中0時をまわる頃、Poissonière と Gare de l'Estのあたりを歩いている時だった。人をばかにしたような、でも何か楽しそうなブタとシマウマがいたので、とりあえず携帯の待ち受け画面にしてみた。 憎たらしい顔してるなーと思…

結婚マネジメントにはこれだけあればいい:『ビジネスパーソンのための 結婚を後悔しない50のリスト』を読んでいます

結婚する前に数冊読んだ本の中で、時々ざっと読み返すのはこれだけ。結婚マネジメントにはこれだけあればいい。タイトルに「ビジネスパーソンのための」とあり、語り口はやや男寄り目線だけど、キャリア女性でも専業主婦でも示唆があると思う。 全体としては…

レアルの喧噪を離れて Coffee Shop & Bar LOCKWOOD

まだ正月気分が抜けない午後に時間に新しいカフェに。パリの西側から来る友人と間を取ったら、Les Halles (レ・アル)から徒歩10分くらいのところで落ち着いた。Ten BellesのThomas Lehaux氏が立ち上げに関わっているLOCKWOODというコーヒーショップ&バー…

食べ物を胃に入れる金額と情報を頭に入れる金額を同じにする、というのは無理だけど:『大前研一 日本の論点2015〜16』を読んでいます

少し前に買ってあった大前研一著の『日本の論点2015〜16』という壮大なテーマの本をざっと読んだ。前半は、企業戦略への持論展開から始まり、中盤は日本経済復活に絡めて、人口問題・移民政策、エネルギー政策を取り扱う。後半は、世界の中の日本という視点…

2015年の予測キャッシュフローを策定する:『全面改訂 超簡単 お金の運用術』を読んでいます

年初に、お金に関しての考え方をチューニングをしておく。既に読んだことのある『全面改訂 超簡単 お金の運用術』で、考え方をおさらい。運用について自分でアレコレ考えたくはない(時間・労力をかけたくない)けれど、最低限の資産運用をしておきたい人向…

ブログ『パリに引っ越しました』運営の目的・運営の5箇条

熱しやすく冷めやすい性格かつ感化されやすい性格なので、今一度ちょっとブログを始めたきっかけと目的を整理しておきます。 ブログ運営の目的 海外生活/パリ生活(行動・思考)を記録する 不特定多数を意識した文章を上達させる 自分の情報発信場所として…

パリでの年越しは、日系スーパーに走る!

パリで海外生活を満喫している私ですが、「日本に帰りたい!」と思うのが、「お祭り」と「年越し」。海外の年越しは、わいわいして過ごす人が多い。私は東京にる時には、実家でなーんにもしないというのがお決まりだった。 なので、パリにいると、大晦日は日…